Z世代の学びとは ①

以前、大きな会社で企画をしていました。昼も夜もなくいろんなアイデアを出し、脳内シミュレーションして、会社の文脈に乗せて企画書を作っていました。そして「それは空想だね」というのが、周囲からのお決まりのコメントでした。

しかし、世の中がびっくりするレベルの Something new は、空想なくして生まれません。社会観察やデータマイニングも空想の小さなヒントでしかありません。

この空想力を一番持っているのは子どもたちです。そして成長してからも空想をやめない一部の大人です。

子どもたちに「なにがいいだろう?」的なオープンクエスチョンをすると、答えられない子が意外と多くいます。正解を探す(知っている)のではなく、答えを自分で創り出す。これができない子たち。

Z世代の子どもたちには、プログラミングとか論理的思考力とかいう以前に、空想力をたっぷり養ってもらいたいと思っています。答えは「なんでもアリ」、自分でアレコレ考えて見つけ出します。

ミント塾では「考える」の起点を「空想する」に置いています。