子どもの『光るもの』を見つけ出す
私が好きな話の一つに「クモの糸」というのがあります。
世の中を渡り歩っていると、自然に誰しも自分の周りに『運』が現れます。それをクモの糸と呼ぶことにします。
しかし、その糸に気づく人もいれば、気づかない人もいます。これが『自覚の分岐点』。
そして、気づいたクモの糸を手繰り寄せる人もいれば、勇気を出して掴もうとしない人。これが『実行の分岐点』。
そしてもう一つ。せっかく掴んだクモの糸を懸命に登ろうとする人と、そうでない人(努力をやめてしまう人)。これが『努力と継続の分岐点』。
聡明な皆さんはもうお分かりと思いますが、才能やチャンスはそれだけでは価値を生みません。それをしっかり認識して、努力して磨き続けることによって開花します。
ミント塾の子どもを見てると、どの子にも『光るもの』があります。しかし子どもの場合「自覚」がスルーされてしまうので、そこを大人がしっかり見てあげる。本人の分かるように説いてあげる必要があります。
こうした人が周りにいるかどうかで、本人の成長、さらには将来や成功が変わってくるとすれば。。。
「子どもの光るものを見つける ⇒本人に分かってもらう ⇒やる気につなげる」。ミント塾の講師は、いつもこのことを心の中心に置いています。
そして親の役割は、我が子の上に垂れてきたクモの糸を見逃さないこと。それをギュッと掴んで、子どもの目の前に持っていくことです。