自尊心の正体

「あの人はプライドが高くて」とか「自尊心が強くて」とか。大人だけでなく子どもにも、自信や気位、自我の強い人はいます。

自分の主張や考えに絶対的な信念を持っていたり、人になにかを言われるのが嫌だったり、それを受け入れる自分を良しとしなかったり。

ここでは、そうした性格的な面ではなく、彼らがこだわっているもの。「自尊心の中身」について感じていることをお話します。

それを「自尊心の正体」と呼ぶとしましょう。一番多いのは、やはり自分が傷つかないようにガードする「守りの自尊心」です。リスク回避型の行動をとる、シェルターに逃げ込む、自分の殻にこもる。そういった人たちは自尊心という盾で自分をディフェンスします。守りの自尊心の正体は『自己愛』です。

もう一つは「攻めの自尊心」です。自分をどんどん成長させる。時代や環境の変化に合わせてアップデートできる。そうした人たちに見られるのが『自分の中にある可能性と変容エネルギーを信じる心』。これが攻めの自尊心の正体です。

人には守りの自尊心と攻めの自尊心が同居しています。2つがバイオリズムになって、あるいはランダムに出現します。ある時は一方にずっと引き寄せられたりもします。もしかすると一生の間ずっと。

ミント塾は攻めの自尊心を育ててあげたいと思っています。子どもたちがDX(デジタルトランスフォーメーション)のステージで夢を実現していく。それを応援するエンジンになりたいと願っています。